神経わからん!子供の裸画像を載せる親
InstagramやTwitterを子供の成長記録として使っている人も多いですよね。
でも、最近よく見かけるようになったのが、子供の裸の画像。
お風呂に入っている画像や、部屋で暴れている画像など、親としては微笑ましい日常の一ページを切り取っただけで、特に深いことを考えずに載せてしまってる人もいるのではないでしょうか?
しかし、それが原因で子供が犯罪被害に遭うことも考えられます。

どんなに小さい子でも、性別関係なく性被害の対象となるのよ。
また、誘拐や暴行事件の対象になることも・・・

それを見た大人が身近にいる子供を狙うことも考えて!
子供の裸写真をSNSに載せることは、親としてだけでなく大人として見過ごしてはいけない問題。
見つけてしまったらSNSの通報画面から報告を入れ、消去を促しましょう。
そこで今回はSNSでそのような画像を発見してしまった時の通報方法をご紹介します。
子供の裸を発見したら即通報!Instagramでの通報方法
Instagramでは、子供のヌード写真や不適切だと思われる画像を報告することができます。
利用者は、Instagramの報告機能を使って、不適切な行為や投稿を報告することができます。これには、ヌード写真や不適切で過度のスパムなどが含まれます。報告は完全に匿名で行えます。報告者の情報が、アカウントや写真を報告された利用者に送信されることはありません。
出典:https://ja-jp.facebook.com/help/instagram/489507671074566?helpref=hc_fnav
通報方法
1.画像の右上にある・が三つ縦にならんだ場所を押す
パソコンからの場合も同じです。
※この画像は全く通報とは関係ありません。
2.「不適切である」を押す
パソコンからの場合は、一番上に表示される「不適切な画像を報告する」をクリック
3.「ヌードまたはわいせつコンテンツ」を押す
パソコンからの場合も同じです。
4.報告しますか?という画面が出るので、「送信」を押します。
親がSNSに子どもの裸の写真を投稿して何が悪いのか
「赤の他人なのに通報してしまってもいいのかな・・・。」
「他の投稿は楽しく見ているけれど、これはダメじゃない?でも言いにくい。」
普段SNS上で仲良く交流している人が子供の裸の画像をあげていたら驚きと共に指摘したほうが良いのか悩んでしまいますよね。
しかし、そういった画像を誰でも見られる状態にしていることは、社会全体の子供の人権軽視に繋がってしまうのではないでしょうか。では、ここからは何故親であっても子供の裸の写真を載せてはいけないのかを見ていきましょう。
子供の肖像権侵害にあたる
まだ未就学の子供にとって、親というのは絶対的な存在。
自分たちが注目してもらえて、写真を撮ってもらえるのはとても嬉しいことだと思います。
しかし、それが将来大きくなった時、自分の身を脅かす原因になってしまったら・・・
子供はどう思うでしょうか?
子供の写真をSNSに勝手にうpされたらそりゃ嫌やろ
今のご時世、何が起きるかわからんのやで?何処ぞの知らん大人に連れ去られる事なんて珍しくないだろうし、名前呼んだだけでも拐われるって騒いでるくらいなのに
それを神経質とか考えすぎとか言える神経が理解出来んし親になる人間の言うことなのかと— 柚乃@35w 9ヶ月 (@shine_babycat) 2019年3月26日
法律的にも肖像権は未成年者であっても本人に帰属するとされています。現に海外では子供が親に対して肖像権の侵害で訴えを起こしたという事例もあります。
子供だけでなく家族や第三者が被害に遭う可能性も
最近ではカメラの性能が向上し、SNSなどで投稿された写真から住所を突き止められるという事件が増えています。
どういう生活サイクルで、どういう場所に遊びに行き、いつ不在にしているのか、という情報から犯罪に巻き込まれるケースも考えられ、時には子供だけでなく家族のプライバシーまでが明るみになってしまう可能性もあります。
幸せそうな風景を撮影しているだけでも妬みや僻みの対象になることもあり、それが家族や全く関係のない第三者に向いてしまうことも考えられます。
インスタで#真っ裸#子供とお風呂
ってハッシュタグつけて裸投稿してる奴、頭湧いてるんじゃね。こんなん撒く奴がいるから子供を狙った変質者が減らないんだよ。— 海が見たいnana (@sirokusitano) July 12, 2021
同じ子供を持つ親同士が、「親であってもそれはいけないことなんだ!」と指摘することが、社会全体の子供の人権を守ることになるのではないでしょうか。
SNSに子供の写真を載せる時の注意点
SNSに画像を投稿するときに気をつけたいのが、子供の個人情報が分からないようにすること。
- 顔
- 住んでいる場所
- よく行くお店
- 親の個人情報
- 習い事
- 交友関係
など、最低でもこれだけのことが周りに知られることがないようにして、投稿することが大切です。

最近では、背景や画像の位置情報から家を特定されてしまうこともあるのよ。
こどもに『インターネットには自分を含め、他人の個人情報を安易に書き込んではいけません』『インターネット上の情報を鵜呑みにするのは危険です』と教える横で、親がネット上に子供とその友達の写真をぼかしなしで晒して『いま家の前の○○公園で遊んでます』と投稿してたら説得力の欠片もない。
— seeds/小田島静流(うちカワ・ねこ11,12) (@seeds_starlite) 2015年9月20日
裸や半裸の写真は絶対NG!!
裸や半裸の写真は、性別や年齢に関わらず絶対に避けましょう。
理由は大きく分けて2つ
- 性犯罪や誘拐の対象となる。
- 悪意を持った第三者によって拡散、嫌がらせされてしまう。

悪意を持った第三者って・・・・?

例えば、子供が小さいころにお風呂に入っている画像を親がSNSに投稿。第三者がその画像を保存して、その子が小学校や中学校、高校になって再掲載。それが拡散したり嫌がらせの原因になることも考えられるわ。

親が昔SNSに投稿した画像がもとで脅されるなんて・・・怖すぎるし腹だたしい!!

インターネットに上がった画像は、一生消えることはないわ。
今の子供、赤ちゃんのときから親によってインターネットに顔写真だの個人情報だの公開されてるから、将来の炎上案件ではターゲットの出生時の親の発言まで掘り返されて半生のまとめみたいなのが勝手に作られる
— ツイッターちゃん (@twitt) 2013年10月28日
子供達が被害に遭わないためにも、大人の私たちは万が一そういった写真を見つけてしまった場合、SNSを運営している会社に、画像を通報し消去してもらいましょう。
少しでも子供をターゲットにした犯罪が減るように、赤の他人だったとしても通報は社会全体の子供達を守ることに繋がります。
子供の裸を親のエゴで載せない!載せさせない!
子供達がお風呂に入っている写真や、お尻を出している写真など、全世界に配信できる神経がわからん!と思いますが、実際にとても多くの写真が出回っています。
子供達の権利を守るため、また、不幸な事件に巻き込まれる子がいなくなるように、私たち大人がしっかりと警戒をしたいですね。
コメント
例に挙げているTwitterのいいね数2件とか、じわる。
この手の話題は共感してもらい辛いですね。
でも大切と思います。