犬の鳴き声がうるさい!迷惑!そんな時はどこに苦情・通報先したら良い?匿名で相談できる場所をご紹介!

ご近所

近所の犬の鳴き声にうんざり・・・。どこに苦情を言えば良い?

「朝晩、犬の鳴き声で眠れない」

「来客があるとずっと吠えているようだ」

「車や人が通る旅に鳴く」

近隣トラブルで多い騒音問題の中でも、特にどこに相談をしたら良いのか分からないのが、犬の鳴き声(無駄吠え)のトラブルではないでしょうか。

犬の鳴き声(無駄吠え)に関するトラブルは、近隣トラブル、騒音問題トラブルの1割を占めているとも言われるほどです。

今回はそんな犬の鳴き声がうるさくて困っている、迷惑している方に参考にしてもらいたい、相談先や解決方法をご紹介します。

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そもそも、犬の鳴き声で苦情を言っても良いものなの?

「犬が鳴くのは当たり前」

「こんなことで苦情を言っても良いものなの?」

と躊躇してしまうこともありますよね。

でもその犬の鳴き声で、眠れない、仕事が手につかない、赤ちゃんが起きてしまう、など、生活に支障が出ている場合には、手っ取り早く相談してしまうのが吉。

まずは、客観的にみられるように、どんな時に、何回吠えているのか、記録を付けてみましょう。

騒音の基準値を知ろう

犬の鳴き声は騒音の中でもかなり大きいほうで、88~100デシベルとも言われています。これは、パチンコ屋やゲームセンターなどと同じくらい。

軽トラなどの移動販売で「石焼~き芋~」と流れてくる拡張期の音は大体80デシベル程なので、かなり大きいことが分かります。

ねこ美
ねこ美

騒音計は3000円~10000円ほどで購入できるので、測ってみるのも良いですね。

夏樹
夏樹

記録を付けることで、後々裁判することになった時にも使えるわ。

平成10年に定められた「住宅地における環境基準」には、目安としての基準値が示されています。

■療養施設や社会福祉施設が集合して設置されている地域■

昼間50デシベル以下、夜間40デシベル以下

■大体が住居として利用されている、または主に住居として利用されている地域■

昼間55デシベル以下、夜間45デシベル以下

■住居と合わせて、商業、工業などに利用されている地域■

昼間60デシベル、夜間50デシベル以下

(昼間は午前6時~午後10時、夜間は午後10時~翌日6時)

夏樹
夏樹

単発で吠えていたとしても、犬の鳴き声は大きいから、この基準を上回っているわ・・・。

騒音がどの程度なのか、騒音計を使って測定するのは、裁判などを考えている際に役立ちます。
ただし、騒音計の記録だけでは「どの音に反応したのか」を証明できないため、合わせてビデオで録音・録画すると、証拠として使用しやすくなります。

動物の飼育に関する法律を知ろう

飼い主には動物を適切に飼育しないといけない努力義務がある

民法718条1項には以下のように記されています。

動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う

つまり、噛んだり襲い掛かったりするのはもちろん、騒音などで他人に害を与えた場合には、損害賠償責任があるということです。

但し、免責事項として、下のような記載もあります。

動物の種類及び性質に従い相当の注意をもってその管理をしたときは、この限りではない。

ねこ美
ねこ美

ちゃんと適切に飼育しているならば、損害賠償は求めませんよ。という意味です。

夏樹
夏樹

「ちゃんと飼育してます!」って主張されたら終わり?

ねこ美
ねこ美

そんなことはないよ。受忍限度を超える違法性があると認められれば、裁判で勝てるわ。

 

受忍限度とは

受忍限度とは、「社会生活を営む上で、我慢するべき限度」のことを言います。

裁判をする上では、被害の程度や、加害の状況、地域性、過去の相談など、色々な面が考慮されて、この受忍限度を超えているかどうかが判断されます。

夏樹
夏樹

だから記録を付けるのが大事なのね!

地方公共団体は他人に迷惑をかけている飼い主に指導ができる

動物愛護法9条には、以下のように記されています。

地方公共団体は、動物の健康及び安全を保持するとともに、動物が人に迷惑を及ぼすことのないようにするため、条例で定めるところにより、動物の飼養及び保管について動物の所有者又は占有者に対する指導をすること、多数の動物の飼養及び保管に係る届出をさせることその他の必要な措置を講ずることができる。

つまり、犬の鳴き声を迷惑に感じている人がいる場合、地方公共団体は飼い主に指導することが法律で認められているのです。

どこからが騒音なのか、そういう法律があるのかを知ったところで、ここからはどう対処したらよいのかをご紹介します。

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保健所へ通報し、指導してもらう

近隣トラブルを避ける為にも、直接の苦情はNG。まずは犬の無駄吠えなどの指導を行ってくれる保健所へ通報しましょう。保健所の対応はあくまでも相手方への指導のみですが、良識ある飼い主ならば公的機関からの指導に驚き、飼い方を改めてくれるでしょう。

地域によっては保健所という名前ではなく、動物相談センター、動物愛護センターという名前のところもあるので、検索してみてください。

市役所・自治体・地方公共団体に通報し、指導してもらう

回覧板がある地域ならば、回覧板に匿名で騒音に関しての手紙を挟んだり、組長さんに相談してみるという手もあります。しかし、犯人捜しをされてしまう危険性もあるので、市役所などに相談をする方が良いでしょう。

法律に関する項目で紹介した通り、市役所などでも犬の鳴き声に関する相談を受け付けています。

電話やメールで匿名で相談することができるほか、窓口で詳しい状況などを対面で話すこともできます。

但し、役所によって対応は様々。親身になって聞いて相手に指導し、保健所に繋いでくれたケースもあれば、役所内でたらいまわしになってしまい効果が期待できなかった、一度はおさまったけれど、またすぐに吠え出したというケースも。

しかし市役所に相談したけれど改善しなかったという事実にはなるので、法的手段まで考えている場合は、相談だけでもしてみましょう。

警察へ通報

ワンワンという鳴き声ではなく、ギャイン!ギャイン!という聞いたことのないような鳴き声など、あまりにも異常な鳴き声の場合は、警察に通報しましょう。

犬の鳴き声と一緒に飼い主も叫んでいる、飼い主が何日も家を空けているようだ、異臭がする、などの場合も、警察の方が良い場合もあります。

警察に通報すると連絡先などを聞かれますが、匿名でも受け付けてもらうことはできます。

また、個人情報(名前、住所、連絡先など)を明かしても、守秘義務があるので誰が通報したのかは相手方の飼い主に分かることはありません。どう対処をしたかを教えてもらえたり、トラブル回避のために記録を残してもらえたりと、きちんと対応してもらうことができるので、問題ない場合は伝えるのも良いでしょう。

但し、事情によっては自宅まで来て事情を聴かれることもあるので、絶対に飼い主にバレたくない場合には、電話ではなく直接交番や警察署に出向いて相談する方が良いでしょう。

管理会社へ連絡

マンションやアパート、賃貸契約の一戸建ての物件で犬の鳴き声がする場合には、管理会社や、その物件を管理しているオーナーに相談をしましょう。敷地内に管理会社の名前や電話番号などが書かれたものがあるはずなので、確認して連絡してみてください。

動物を飼って良い物件でない場合は、騒音問題から退去を求められたというケースもあります。

改善しない場合は、弁護士に相談

再三の通報、指導にも関わらず、犬の鳴き声被害が治まらない場合は、弁護士に内容証明を作成してもらって送るという手もあります。

費用がかかりますが効果が期待でき、また今後裁判をする上でも「色々な場所に相談し、改善のお願いをし、内容証明まで送ったけれどどうにもならなかった」という事実を明確にすることができます。

これを経ても改善しない場合は、裁判などで決着をつけることになりますが、損害賠償が認められれば弁護士費用なども相手側に請求できます。このあたりに関しても、時間とお金がかかることなので、費用対効果を考えてどうするのが一番良い方法か弁護士に相談するのが良いでしょう。

さいごに

犬の鳴き声に悩んでいる人への解決策として、「決まった時間にラジオを流し(人には聞こえないけれど、犬には聞こえるくらいの音量で)睡眠を妨げて夜中、早朝の無駄吠えを無くす」という方法や、「犬のしつけの方法を匿名で郵送で送る」という方法が紹介されています。しかし、自分が騒音を起こす側になったり、誹謗中傷にあたるような文面を送り付けるのは絶対にNG。色々なサイトで飼い主側に有利だという情報が流れていますが、まっとうな主張の場合は損害賠償を勝ち取れます。住環境が整っていないと、心も身体も健康でいられません。騒音に悩まされない日々が早く来るよう、適切な場所に相談をしてみてくださいね。

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