春はママ友との出会いの時期
春は幼稚園や小学校の入学で、新しいママ友との出会いがありますよね。
知り合って間もないうちは、“敬語”で話すのが一般的ですが、何度か会ううちに「タメ口で話さない?」と提案された経験がある人も多いのではないでしょうか?

実は私、これがとっても苦手なんです。
そこで、今回は、ママ友同士の距離感を上手に保つ、“敬語”“タメ口”の使い方について、ご紹介していきます。
相手のことをよく知らないうちは“敬語”で話そう
気の合うママ友でも、実は地雷かも!?
知り合ったばかりのママさんでも、「この人とは、話が合うな。」「話していて楽しいな」と思う人っていますよね。
そんな人に「敬語はやめて」と言われたら、心の底では抵抗があっても、受け入れてしまう人も多いのでははないでしょうか。

まぁ、確かに「嫌です」とは言いにくいよね。

でも、そのママさんが“地雷ママ”だったら、敬語をなくしたことで大変な目にあうかも。
人の本性というのは、そんなに簡単には分からないものです。
簡単にタメ口に移行してしまうと、後々自分の首を絞めるハメになるかもしれません。
敬語は自分の身を守る“バリア”
敬語というのは、いい意味でも、悪い意味でも、相手との距離感を保つための道具になります。
話しが合うからといって、その人があなたにとって“いいママ友”かどうかは、分かりません。

「タメ口で話そう」と言ってくれたママさんの家に遊びに行った時、すごい汚家(生ごみ・ペットの糞散乱)で、それからなんとなく疎遠に・・・。でも、「なんか最近かまってくれないね~」と言われてしまって、距離を縮めてしまった事に後悔しました。
敬語をなくしたがる人は“距離なしママ”の可能性も
まだ知り合ったばっかのママ友なんだけど
やたら“タメ口で~”って言ってくる。
でも、私より10歳上だし、距離無しだし、付き合い方めんどい。
※ちな、タメ口にしたママさんは、家族の事、実家の事、貯金の事なんかを根ほり葉ほり聞かれた模様。
怖いよぉ~— 野焼きナビ (@noyakinavi) 2019年3月21日

最初からタメ口しか話さない、知り合って間もないのになんどもタメ口で話してくるのは“距離無しママ”かも。
距離なしママの特徴
- 夫の会社や出身地などを聞いてくる
- 家の値段や家賃を聞いてくる
- 次の子の計画の有無を聞いてくる
- 貯金があるかどうかを聞いてくる
敬語を辞めて距離を縮めた瞬間、踏み込んで欲しくない場所までズカズカ踏み込んでこられたら、気が滅入ってしまいますね。
今朝テレビで「距離なしママ友」の特集をやっていた。
距離感がゼロサムで、部屋へ上がり込みドンドン図々しくなっていく。断られたりすると、陰口叩くという厄介者…ということらしい💦— 佐藤総帥@ネットリボン軍 (@netribbon) 2014年6月30日
距離無しママさんは、人当たりが上手くて、最初はいい印象だという人がほとんど。
一度タメ口にしてしまったら、なかなか距離をとるのは難しく、周りのママさんからも距離無しママさんとお友達だという目で見られてしまいます。
その人が後々厄介な面倒ごとを起こすと、あなたまで苦い思いをすることになってしまうかもしれません。
相手のことを良く知り、心から仲良くなりたいと思った時にだけ、タメ口にしていきましょう。
“相槌”をタメ口にすれば良い距離感に
「もっと仲良くなりたいな」と思えるママ友さんと出会ったら、敬語を崩して使っていくのがおすすめです。

とはいえ、敬語の崩し方って意外とムズカシイ・・・

敬語崩しのポイントは“相槌”よ!
敬語の崩し方で一番手軽なのが
- そんなんだ~
- びっくり~
- 確かに!
- すごいね
などの、相槌。
普通の会話は敬語でも、相槌だけタメ口にすれば、距離感を保ちながらも気さくな印象を与えることができます。

私は殆どのママ友さんと敬語+相槌タメ口で話しているよ!
相手も程よい距離感で付き合ってくれるから、とっても楽なんだ。

この状態でママ友を続けていれば、本当に気の合う人か、そうでない人か見極められるわ。
敬語にするか、タメ口にするかの別れ道
沢山話をして相手のことが分かってきたら、敬語のままでいくか、タメ口にするかの別れ道がやってきます。

敬語からタメ口に自然に移行できたら最高なんだけどね。
自分がタメ口で話すほうが楽なら
「~さん(~ママさん)とは気が合うから、タメ口で話してもいいかな?」
と勇気を出して聞いてみましょう。
相手もタメ口がいいと思っていたら快く了解してもらえるでしょう。
ただし、そこで「私はタメ口が慣れていないから」「タメ口が苦手で・・・・」と言われたら、強制はしないでください。
仲良くしたくても、タメ口で話すのが苦手な人は沢山います。

私は、相手がタメ口で話しかけてくるのはOKだけど、自分からは嫌・・・。

何で嫌なの?

理由は色々あるんだけど、次で説明するね。
敬語が抜けない、タメ口になれない人の心理
この記事を見て下さっている人の中には、
「タメ口で話そう」
「敬語はやめませんか?」
と提案したけれど、相手に断られた、または、いつまでも敬語のままで悩んでいる、という人もいるのではないでしょうか。
タメ口を使いたい人にとっては、敬語を使い続けるママさんが理解不能だったりしますよね。
でも、そのママさんにもママさんなりの理由があるのです。

仲良くなりたくないわけじゃないの。
タメ口が苦手なだけなの。
当てはまるものが無いかチェックしてみよう!
タメ口を使い慣れていない
もともと友達が少ない人や、産後子育てに追われて外に出ていなかった人などは、タメ口を使い慣れていない、タメ口で話すことで逆に疲れてしまう人がいます。そういう人は敬語がタメ口と同じくらい話しやすいのです。
方言に馴染めていない
結婚や転勤で引っ越した人の中には、「タメ口だと方言が出てしまう」「方言に馴染めない」、という人もいます。イントネーションが違っても、敬語は全国共通なので、敬語の方が楽だという人もいます。
年齢が分からない人・年上の人にタメ口で話す習慣がない
ママ友同士でも、気を使ってしまうのが年齢の問題。「おいくつですか?」とは聞きにくいですよね。日本では基本的に年上の人には敬語を使うように言われて育ちます。なので、いきなり年上の人に「タメ口で」って言われても、戸惑ってしまうのです。

私はまさにコレ!年上の人にそう言われても、簡単にタメ口にはなれない・・・・。
ママ友同士では距離感を保ちたい
そもそも、“ママ友”という関係以上を求めてない人もいます。自分のことを詮索されたくない人、面倒な付き合いが嫌だという人は、敬語を崩すのを嫌がる傾向にあります。また、他のママ友と広く繋がりたい人は、特定のママ友との深い付き合いを避ける人も。
さいごに
敬語にするか、タメ口にするかは、自分の気持ち次第。無理をして相手に合わせても、結局は疲れてしまいます。
相手に強制されるのではなく、自分が心地よい方を使ってみてくださいね。
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