犬の鳴き声で騒音の苦情が来た!謝罪方法や謝罪の手紙の書き方の例文をご紹介!過去には損害賠償を認めた判例もあり!

犬の鳴き声で騒音の苦情が来た!どう対処したら良い?

愛犬家にとって、犬というのはペットを超えた家族の一員ですよね。

でも、そんな大切な愛犬にある日突然「犬の鳴き声がうるさい!」と苦情を言われてしまったら、どう対処したら良いのか迷ってしまうもの。

「犬、苦情、通報先」という記事は沢山ありますが、通報をされた側がどう対処をしたら良いのかはイマイチわからないものです。

そこで、今回は「犬の鳴き声がうるさい」「犬の鳴き声の騒音をどうにかして欲しい」と言われた時の、飼い主さんが取れる最善の方法についてご紹介します。

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我が家の愛犬、騒音と呼ばれるほど鳴き声がうるさい!?

愛犬の騒音による苦情を受けた時「うちの子、そんなにうるさく鳴いてない!」と、逆に腹立たしく感じてしまうことってありますよね。

一緒に暮らしている飼い主がそういうのだから間違いない!・・・・それは本当でしょうか。

では、ここからは犬の鳴き声がどのくらいの騒音レベルなのか、客観的に見て行きましょう。

犬の鳴き声は、ピアノより騒音レベルが高い!

 

実は、騒音トラブルの中で、車やバイクの音に次いで苦情が多いと言われているのが「犬の鳴き声」。90~100デシベルという騒音レベルは、ピアノの騒音の80~90デシベルよりも大きく、飼い主が想像する以上に近隣住民に迷惑をかけている可能性があります。

夏樹
夏樹

うちのご近所にも、何故か夜中に吠える犬がいるわ。

ねこ美
ねこ美

今回は犬の鳴き声を取り上げているけれど、猫の鳴き声は75デシベル。犬より小さいとはいえ、騒音の苦情がくることもあるのよ。

住宅地では昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下が基準値とされているので、犬の鳴き声は基準を大きく上回る騒音だと言えます。

騒音に関しての基準を詳しくチェックしたい場合は、環境省の騒音に係る環境基準についてを参照ください。

 

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愛犬の鳴き声に苦情が来たら対処する義務がある?

飼い主にはペットを躾る責任がある

動物の愛護及び管理に関する法律では、簡単に言うと『ペットを飼う人は、しっかり躾を行い、他人の身体を傷つけず、他人の物も害を加えさせず、迷惑をかけてはいけない』という決まりがあります。

動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者として動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、生活環境の保全上の支障を生じさせ、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。

引用:法令検索

騒音で苦情が来ている場合は、睡眠や平穏な生活の妨げになっているので、飼い主としての責任を果たせていないことになります。

夏樹
夏樹

SNSで「犬の鳴き声 苦情」で検索をしたら、飼い主の「赤ちゃんと一緒だから苦情言うな!」「ペット可の物件で鳴き声にクレーム付けるなw」の声が・・・これって自分勝手すぎるでしょ・・・。

ねこ美
ねこ美

反省もせず今のままだと、損賠賠償を請求されてしまうかもしれないわ。

犬の鳴き声のストレスから睡眠障害になってしまっり、精神的な害を与えてしまった場合は、最悪の場合、損害賠償を請求される可能性もあります。

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犬の鳴き声で騒音の苦情が来たときの対処法

犬の鳴き声がうるさい!という騒音の苦情はどこから来たのかを確認

犬の鳴き声の騒音の苦情は、大きく分けて下の4つに分かれます。

  1. 直接言われる(迷惑している本人、または人づてに○○さんが迷惑していると伝えられる)
  2. 町内会や手紙で言われる(匿名、近隣住民一同など)
  3. 警察に通報される(匿名/近隣住民)
  4. 保健所に通報される(匿名/近隣住民)

1の場合は、直接謝罪ができるのでまだ謝罪から和解できる可能性がありますが、2、3、4の場合は、直接苦情を言うと角を立ててしまうからと、匿名、あるいは近隣住民一同での苦情となります。なので、2、3、4の場合は、ご迷惑をかけているであろうご近所さんを特定して、謝罪をする必要があります。

苦情が来たら、まずは直接対面で謝罪をするのが筋。

とはいえ、不在だった場合や、匿名での苦情だった場合、どうやって謝罪をしたら良いのか迷ってしまいますよね。そんな時は、書面にして近隣に謝罪をしたり、回覧板に挟んでもらうなどして、近隣の方に謝罪をしましょう。

ここからは、書面で謝罪をする際の書き方についてご紹介します。

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犬の鳴き声で騒音の苦情が来た時の謝罪の手紙の書き方

ここからは、犬の鳴き声に対して騒音の苦情を伝えて来た方に対しての、謝罪の手紙の書き方をご紹介します。

順を追って手紙の書き方をご紹介するので、苦情を言ってきた相手やシーンに合わせて内容を変えてくださいね。

1.手紙を書く準備をしよう

謝罪の手紙を書くときは、基本的に「白い封筒」「白い便箋」を使います。

万年筆でもボールペンでも良いのですが、丁寧に書く、間違えた場合は修正テープなどを使わず書き直す、ということを心がけてください。

2.文章の書き始めは“急啓”

犬の騒音による苦情が来た場合は、とにかくスピード感を持って対処をすることが重要です。

その為、手紙の書き始めは“急啓”から書き始めましょう。

ねこ美
ねこ美

謝罪文の場合、季節の挨拶は不要ですよ。

3.文章の冒頭は、まずはなによりも謝罪をしよう!

文章の書き始めは、まずは謝罪をしましょう。

  • 心より謝罪致します。
  • 猛省致しております。
  • 弁解のしようもございません。
  • 謹んでお詫び申し上げます。

などの重めの謝罪の言葉を使いましょう。

この度は、私どもの飼い犬の鳴き声で大変なご迷惑をかけしてしまい、心からお詫び申し上げます。

この度は、私どもの飼い犬の鳴き声で、〇〇様に大変不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます。

ねこ美
ねこ美

“愛犬”や、ペットの名前を入れるのはNG!

夏樹
夏樹

確かに!「うちの愛犬のシロちゃんの鳴き声が・・・・」って書かれたら、「謝罪の手紙なのに親バカか!!」ってなるね。

3.今までのしつけの反省をしっかりと明記しよう!

犬の躾ができていないことを反省し、今後はご迷惑とならないように細心の注意を払い生活致します。

○○の際(救急車や消防車/雷/通行人/夜中のトイレの訴え)に吠えてしまう為、今後はトレーニングを行い、無駄吠えをさせないように致します。また、無駄吠えが外に聞こえないように(雨戸をしめたり/外に出すのを控え)ます。

4.具体的な無駄吠えの躾方法を提示すればよりヨシ!

私どもの飼い犬なので、本来私共が躾をするのが道理ではありますが、改善できない場合は○○というドックトレーナーの元で躾をお願いすることを考えております。

無駄吠えを防止する○○という器具を取り寄せ、躾と平行して使い、無駄吠えを無くします。

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5.すぐに効果が出ないかもしれないことを明記して許しを願おう!

できるだけ早く効果が出るよう努めますが、少しの間何卒猶予を頂きますよう、お願い申し上げます。

6.急啓で書いた手紙は“草々”で〆よう

急啓から書き始めた手紙は、草々で〆ます。

一番最後に飼い主の名前を書きますが、いつも愛犬の世話をしているのが奥さんや子供だったとしても、飼い主の名前は世帯主のものを書きましょう。

ねこ美
ねこ美

苦情は犬に対して来ているわけではなく、その“家”に対して来てるのよ。

回覧板などに挟む場合は、宛名の部分は「ご近所の皆様」にします。

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過去の裁判では犬の鳴き声等の騒音被害に損害賠償を認めた判例も

「犬は鳴くもの!騒音なんて言われても困る!」

「騒音の苦情が来たけれど、どう対処したら良いか分からないからほかっておこう・・・」

そんな風に考えていると、裁判を起こされ、損害賠償が認められるケースもあります。

夏樹
夏樹

苦情を対処できていない状態が長く続くと、訴えている側も次の行動を起こすしかない(調停や裁判など)って考えてしまいますよね。

実際に過去には、以下のような判例が出ています。

・マルチーズとシェパードなどが一日中鳴き続けているにも関わらず、飼い主は日中不在で適切な運動をさせられない規則正しい生活の中でのしつけを怠ったとして訴えた夫婦に対してそれぞれ30万円の損害賠償の支払いが認められた。(横浜地判昭和61年2月18日判決)

・深夜や早朝の犬の鳴き声の騒音に対して、苦情や調停の申し立てをした後も飼い主が対処しなかったため、心療内科の治療費・薬代・交通費、録音に使った機器の購入費、慰謝料25万円、弁護士費用3万円などの損害賠償の支払いが認められた。(大阪地裁平成27年12月11日判決)

犬の鳴き声の騒音に関する判例は「判例タイムス」判例タイムス 904号「判例時報」の1195号、1403号、2301号にも記載されています。

気になる方はチェックしてみてくださいね。

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犬の鳴き声での苦情は放置しないでしっかり対処しよう!

騒音の苦情が来ると「これくらいで!?」「誰が言っているんだろう・・・」と怒りや不安が出てきてしまうと思いますが、訴えてきた相手にとってはよその犬の鳴き声に悩まされるのはとても辛いこと。直接的ではなく匿名だったとしても、通常他人に苦情を入れるというのはとても気力がいることです。できる限り真摯に受け止め、しっかりと謝罪をして、良好な近所関係を築いていきたいですね。

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