【台風19号】避難所で性被害を受けたくないなら「女を捨てろ」!?過去を教訓に防犯対策を今一度確認しよう

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台風19号で沢山の避難所が開設中!でも女性や子供の被害が心配・・・

各地で大きな爪痕を残した台風19号による被害。

総務省消防庁の災害対策本部によると、2019年10月14日現在、17都県に1974か所の避難所が開設し、およそ3万人もの人達が避難しています。

災害から逃れられてもしばらくは復旧の見通しも立たず、避難所に身を寄せている皆さんは、本当に心細いことでしょう。また、被害が大きい場合は、避難所での生活が長期化することも予想されています。

そんな中、twitterでは「避難所・避難先では、困っている女性を狙った性被害・性暴力などが増加します」という啓発チラシが拡散され、話題になっています。

避難所に身を寄せる女性に向けたチラシにモヤモヤ

出典:https://www.facebook.com/pg/harmony.mimoza/photos/?ref=page_internal

今回拡散されているチラシは、2016年の熊本地震の際に、熊本市の男女共同参画センター「はあもにい」が、避難所で生活を余儀なくされている女性に向けて注意喚起を行ったもの。

それが、今回の台風19号の被害により避難所に身を寄せている女性たちに向け、再度拡散されています。

ここには、

・自分を大切にしてください

・単独行動をしないようにしましょう

・性的な嫌がらせやいたずらなど尊厳を傷つける行為も犯罪です

・見ないふり・知らないふりをせず助け合いましょう

といった内容が書かれています。

夏樹
夏樹

「自分の身は自分で守る」は当たり前。でも、なんで被害者側だけ注意喚起?

熊本地震や東日本大震災でも性被害が・・・

実際、熊本地震の際には、熊本県警が把握しているだけで10件もの被害が確認されています

その中には

・ボランティアの男性が少女の布団に潜り込み性犯罪を行った(民事訴訟で被害が認定され全面勝訴)

・ボランティアの男性から付きまとわれた

・段ボールで仕切られた更衣室で裸を撮影された

といった報告があります。

夏樹
夏樹

過去を教訓に、危険な場所や時間を家族みんなで共有しておきましょう。

熊本地震以外でも、東日本大震災などでも避難所での性被害というのは報告されています。

しかし、被災した後という普段とは異なる状況で、避難所の管理者が被害を深刻に受け止めず報告・通報しなかったり、被害届を出さずに泣き寝入りをした人達もいたのではないかと言われています。

避難所での被害に関しては、被災者だけでなく全国から様々な意見が集まっています。

夏樹
夏樹

みんながみんな、自衛できる余裕がある人ばかりじゃない。

加害をしてくる人間が全面的に悪いし、許せない!

全国の女性から批判の声!「なぜ加害男性には何も言わないの?」

ある女性防災アドバイザーが、

・性暴力を受けない為に「女を捨てること」

・ピンクや赤色の格好を避ける

とアドバイスしたことも、今回の啓発チラシと合わせて拡散され、「被害を受ける女性側ばかりが何故注意をしないといけないのか」と言う疑問の声があがっています。

避難所に移動する際に、バッチリメイクをして、セクシーな格好を意図的にして行く女性がいるでしょうか?

皆生きるか死ぬかの間で、やむをえず避難をしてきているのです。

「被害を受けるほうが悪い」

「被害者にも落ち度があったのではないか」

という言葉は、発している人も加害しているという自覚を持つべきです。

また、被害を受けるのは成人の女性だけとは限りません。

小さな子供や男児でも、性被害や暴力などの危険に晒される危険があります。

避難所という犯罪が起きやすい場所で「どう身を守るのか」を、避難所にいる人達だけではなく、被災地以外の人達も考えていきましょう。

避難所で起こる犯罪、どう防ぐ?今できる防犯対策

ここからは、避難所での被害を未然に防ぐためには、どういった行動ができるのかを考えていきたいと思います。

1.不審な行動をしている人がいれば必ず通報を!

避難所での性被害を防ぐ為には、監視の目が一番。

・女子トイレの前をうろついている

・子供のあとを追いかけるような仕草をしている

・授乳エリアの近くでうろうろしている

など、おかしな行動をとっている人を見かけたら、すぐに警察へ通報をし、避難所の担当者などに相談をしましょう。

その際には下記のことをメモしたり、覚えておくと通報しやすくなります。

・いつ頃現れるのか、どこにいるのか、どこへ行ったのか
・どんな行動をしていたのか
・容姿の特徴(髪形・身長・顔つき)

カメラや動画で撮影できれば証拠にもなりますが、撮影に気づかれた時には危険が及ぶ可能性もあるので、100%安全を確保できた時にだけ録画・撮影するようにしましょう。

警察に通報することに躊躇してしまうかもしれませんが、同じような被害を生まないためにも、「泣き寝入りはしない、させない」ということを徹底していきたいですね。

どうしても相談することができない場合には、SNSなどで助言やアドバイスを貰い、そちらから通報や注意喚起をしてもらうという手もあります。

夏樹
夏樹

SNSでの拡散力は予想以上に大きいものです。

犯罪者のみなさん、スマホがあるからいつでも晒すことができるんですよ。絶対に犯罪行為をするな!!

2.防犯カメラを設置、または設置していると思わせる

防犯には監視の“目”が一番。

どさくさに紛れて加害行為をするような潜在的な犯罪者は、普段とは違う環境だからこそ一線を越えて犯罪行為に及びます。

それを食い止めるのは、「いつ・どこにいても・誰かが見ているぞ!」という強い意志を示すこと。

これは、性犯罪だけでなく、置き引きやその他の犯罪行為にも効果が期待できます。

防犯カメラ設置により犯罪率が低下したというデータは日本のみならず世界各国にあります。このことから防犯カメラに犯罪抑止力はあると考えられています。実際に防犯カメラを設置する前とその後の犯罪率には差が出ていることが分かっています。つまり、犯罪の数を減らす効果があると言うことになります。

引用:https://www.arucom.ne.jp/security_column/useful_column/deterrence.html

実際に豊島区では、避難所などの状況をリアルタイムに監視できるよう、ネットワークカメラの設置を導入しています。こちらを参照ください。

とはいえ、被害がおきてから避難所に監視カメラを設置することは現実的に難しいかもしれません。その場合には「監視カメラ監視中」の文字を張り出しておくだけでも効果的。

犯罪行為が起こっている、もしくは危険を感じる場合には、避難所の担当者に相談をしてから、トイレや更衣室、授乳室、避難所の出入り口など、目に入る場所に貼り出すのがおすすめです。

夏樹
夏樹

「何で監視されなきゃいけないんだ!」って文句を言う人も出てきそうだけど、性被害や重大な犯罪に巻き込まれない為に、男女ともに防災意識を持ちたいですね。

3.防犯ブザーを身につける

防犯ブザーを見える場所に付けておくだけでも効果があると言われています。

最近では、小学生がランドセルの目立つ場所に付けているのも当たり前の光景になりましたが、大人が持っているだけでも犯罪者は怯みます。

防犯ブザーを非常持ち出し袋に入れている人は、躊躇することなく周りから見えるように身につけましょう。

トイレに行く際や、人気の少ない場所を歩く際などは、特に見やすく鳴らしやすい場所に付けてくださいね。

ねこ美
ねこ美

子供がいる場合には、絶対に防犯ブザーで遊ばないことを徹底しましょう。いざという時に助けてもらえなければ意味がありません。

夏樹
夏樹

普段は一人で行けるような年齢でも、子供のトイレなどは、必ず親が付いて行く、子供を一人にしないことが大切ですね。

さいごに

避難所での生活を余儀なくされるのは、大多数の人が初めての経験。ただでさえ心細いのに、犯罪に巻き込まれてしまっては、心身ともに大きなダメージを受けるでしょう。

被災者の人だけでなく、被災しなかった場所の人達も明日は我が身。普段は「おせっかいかな?」と思うような、ちょっとした手助けが防犯になったり、自分の身を守ることにつながるかもしれません。

当事者意識を持って「避難所での犯罪行為は絶対に許さない!」という姿勢を示してゆきましょう。

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