6.お家、または学校に謝罪に行こう
謝罪の時間や日程が決まったら、親子揃って謝罪に行きましょう。
謝罪の服装
父親:スーツ
母親:スーツ、ない場合は色味を抑えたきれいめな服装
子供:制服(私服の場合は男の子は長ズボンと色味を抑えた上着、女の子も色味を抑えた服装)
謝罪には菓子折りを忘れずに!
手土産はデパートやスーパーなどで売られている、菓子折りを用意します。
金額は、軽傷の場合でも1500円くらいのものにしましょう。
怪我の程度に合わせて、最高5000円くらいまでの物を用意するのがおすすめです。
菓子折りの金額の目安
捻挫、擦り傷などの軽い怪我・・・1500円~2500円
骨折などの大きな怪我・・・3000円~5000円
女の子の顔を怪我させてしまった場合・・・3000円~5000円
部活や日常生活に支障がある怪我・・・3000円~5000円
時代が変わっているとはいえ、女の子の顔にけがをさせてしまった場合は大問題!跡が残る、残らないに関わらず、必ず父親、母親揃って謝罪に行きたいですね。
1000円~とは言われているけれど、1000円が安いと思う人も沢山いるの。せめて1500円で、ある程度の大きさがあるものにしましょう!高くても手のひらサイズじゃ、気持ちは伝わりにくいわ。
謝罪にはどんな菓子折りが良いの?
菓子折りは、クッキーの詰め合わせや、マドレーヌなどの焼き菓子の詰め合わせ、ゼリーの詰め合わせなど、日持ちするものを選びましょう。但し、あまり長く持ちすぎるものも怪我をさせてしまったことを思い出し、相手に不快感を与えてしまうので避けましょう。
確かに!卵アレルギーのある子に洋菓子を渡したら、嫌がらせだと思われるわ。
手を怪我してしまった場合は、もう片方の手で簡単に食べられるものを。口を怪我して歯が折れてしまった場合などは、ゼリーなどの柔らかいものを選んでね。
謝罪の際は、菓子折りには熨斗(のし)は付けない!
子供が怪我をさせてしまった場合、菓子折りには熨斗(のし)はつけません。
熨斗はお祝い事を連想させてしまう為、謝罪の菓子折りには不要です。
お店で「謝罪のための菓子折りです」と伝えれば、お店やブランドの包装紙、または真っ白な包装紙などで包んでもらうことができます。
どうしても熨斗をつけたい場合は、紅白の結び切りにして、掛け紙の表書きには「お詫び」「深謝」という文字を入れてもらいましょう。
謝罪の菓子折りにおすすめのブランドと内容
・千疋屋のフルーツゼリー
・カゴメ国産フルーツフルーツジュース
・モロゾフブロードランド詰め合わせ
など。
謝罪の内容と流れを確認しよう
相手のお宅に謝罪に行く場合
インターフォンを鳴らす。
相手が出てきたら、玄関先で頭を下げて謝罪をする。
「中へどうぞ」と言われても、基本的には玄関先で謝罪をするのがマナーです。
(但し、先に中に入っていくような仕草をされたり、しっかりと話を聞きたいからと言われた場合、旦那さんや怪我をさせてしまった子が部屋の中で待っている場合などには、部屋に通してもらってから謝罪をしましょう。)
↓
父親「この度は、○○が息子さんを怪我させてしまい、本当に申し訳ございませんでした。」
母親「息子からは怪我をした際に謝罪したと聞いておりますが、再度謝罪をさせてください。」
子供「○○くん、ごめんなさい。」
母親「怪我の様子はいかがでしたでしょうか?」
父親「今後このようなことがないよう、家でも言い聞かせます。」
母親「学校で不便なことがあれば、息子が全面的にお手伝いします。○○くん、どんなことでも怪我が治るまで息子に言ってね。」
↓
相手が謝罪を受け入れてくれたことが分かったら、菓子折りを袋から出す
↓
父親・母親・子供「この度は本当に申し訳ございませんでした。」
相手の親御さんから、どういう経緯でこうなったのかを聞かれることがあるかもしれません。
その際に「僕は悪くない!」や、普段のような軽口で会話をしないように、予行練習をして訪問しましょう。
小学校低学年の場合は、聞かれてもうまくこたえられないことも。
状況説明できなさそうな場合は、あらかじめ親が経緯を確認して、それを先に伝えてしまうのも手ね。
相手が謝罪を受け入れてくれない場合
しっかりと謝罪をしても、受け入れてもらえない場合があります。
とにかく相手の話を聞くときは頭を下げながら、最後まで聞くようにしましょう。
また、今後どうするのか、二度とないようにどう子供を指導するのか、また今すぐには受け入れてもらえないという相手の親御さんの気持ちを受け止めることも大切なポイントです。
学校に謝罪に行く場合
学校で謝罪の場を設けてもらった場合は、相手の親御さんの許しを貰った後、上記に加えて先生にも謝罪しましょう。
父親「学校の先生方にもご迷惑をおかけし、申し訳ございません。息子にも今後同じことをしないように言い聞かせます。」
母親「学校で今後○○君が不便に感じることがあれば、息子に伝えてください。また、息子に直接言いにくいことがあったら、先生を通してお伝えいただきたいです。」
父親・母親「申し訳ございませんでした。」
子供が怪我をさせてしまった場合謝罪は必須!
子供同士のトラブルというのは、多かれ少なかれ起きてしまうもの。
とにかく、迅速に対応することが大切なので、自分が当事者になってしまった場合は、慌てず素早く対処できると良いですね。
怪我の程度によっては、完治後に謝罪の手紙を書くのもおすすめです。
しっかりと対応すれば、今後も今まで通りの付き合いを続けていけるはずですよ。
無事、謝罪が成功することを祈っております。
(保険や見舞金に関しては、近日中に記事をアップする予定です。)
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